ヒアルロン酸メーカー・Q-MED社の視察ツアーinスウェーデン 前編
美容クリニックでシワやハリを解消するために、活用されているのが美容外科用のヒアルロン酸。その世界最大手メーカーであるQ-MED社視察のため、先週、スウェーデンのウプサラとストックホルムを訪問しました。
アジアから中国、韓国、シンガポール、タイ、台湾、そして日本の計6カ国が集結したメディアツアーです。
まずはQ-MEDの本社がある街、ウプサラ編からリポート。
Q-MED本社のある郊外の街、ウプサラ。
のんびりとした牧歌的な風景。
ウプサラの目抜き通り。通りのいたるところに
花々が装飾されていて美しい。
現在、美容整形等で用いられるヒアルロン酸商品は世界で80種以上あると言われていますが、Q-MED社は全世界で1100万を超える症例数がある、非動物性のヒアルロン酸「NASHA」を開発したメーカー。
治験審査が厳しいことで知られるFDA(アメリカ食品医薬品局)の承認を2003年に取得し、2009年には中国での薬事の審査基準をクリアしており、その安全性が世界中で高く評価されています。また、日本美容外科学会でもQ-MED社製のヒアルロン酸のみ、施術に推奨されています。
ラボの一部。スペースは予想以上にコンパクト。
ヒアルロン酸の分子量の調整等を行う。
そのヒアルロン酸の形状を安定化させて、長くジェル状を維持できる「NASHA」を、美容整形用に商品化したのが「レスチレン」シリーズ。
現在は顔の小じわに有効な「レスチレン」から、唇のボリュームアップ用の「レスチレン・リップ」、チークや顎用の「レスチレン・SubQ」など、適用箇所や分子量の大きさごとに計12種類の商品がラインナップされています。
ラボの一部。「レスチレン」は98%が水分で、2%がNASHA。
本文でも触れたが、分子量の違いにより商品を差別化。
メディアツアーでは実際の施術前・施術後の写真とともに、レスチレンの安全性や歴史をスライド解説。ASAPSのデータによると、約20年前のノンオペの施術ではケミカルピーリングが1位でしたが、現在の1位はボトックス注入へと移行したそう。
その理由の一つには、化粧品の技術進化が挙げられるでしょう。スキンケアで高い美肌実感が得られるようになったことから、美容クリニックには、より肌の深部へのアクションを期待していることが伺えます。
セミナーでは、QーMED社の創始者であり、生理学者でもあるベンクト・オーグラップ社長も講演。自宅のキッチンやラボでヒアルロン酸の安定化を研究し始めたというエピソードを披露してくれました。
アジアチームから取材を受けるベンクト社長。
ホテルの窓から。なんと午前3時でこの明るさ! さすが白夜の国。
続きは後半・ストックホルム編で...。



